日本発トルコ人パティシエ

きっかけは10年ほど前、妻が「日本の製菓学校に通ってみたら？」と言ったことでした。その時私たちはまだトルコに住んでいました。以前より料理に関心がありましたが、行動に移すまでに7年かかりました。

この間、私はトルコでのフードサプリメントプロジェクトの仕事を辞め、家族とともに日本に移住しました。東京でタクシー会社で短期間働いた後、デザート作りの夢に向かいました。いくつかの技術コースを受講した後、専門的なトレーニングを受けることにしました。東京・目白にある赤堀製菓専門学校を卒業しました。

私は東京ジャーミィ・トルコ文化センターで働き始めました。ここでは、伝統的なトルコのデザートと学校で習ったケーキの両方を作って販売しています。このようにして、日本人の味覚に合う伝統的なトルコのデザートを日本のお客様に提供する機会を得ました。

私と同じ学校を通った妻と一緒に、ハラールケーキやデザートを購入したいお客様と、違う味を試したい日本人の両方に商品を提供し続けています。